ミートホープの食肉偽装に続く食の王国の不祥事に、お盆のかき入れ時を迎えている関係者は、一様に頭を抱えている
(以下引用)
新千歳空港の土産物店や札幌市内の4つの百貨店では、15日朝から、白い恋人などの商品の撤去が始まった。
北海道内限定で販売されている「白い恋人」には根強いファンも多い。函館空港内の高砂屋では「本当に痛い。白い恋人は一番、売り上げがあった商品でメインの一番目立つ所に置いていた主力商品。今朝の新聞をみて、よそのお店も撤去しているのでうちも下げたばっかり。お客さんは、『白い恋人売ってもらえないの』とガッカリされます」と、全国からの注文キャンセルの対応に追われているという。
同空港内にある全日空商事でも、「今のところは2件ほどの返金の希望がある。売上高にも影響が大きく、これからどういう流れになるか」と心配そうに話す。
石屋製菓では6月末と7月末に、食中毒のおそれがある大腸菌などが検出されていたにも関わらず、保健所への届け出を引き延ばしていた。
石水勲社長は14日夜、「白い恋人人気でこれまで順風満帆だった。わたしも含め、社内が増長していた」と力ない声で謝罪の言葉を繰り返した。
隠蔽(いんぺい)や賞味期限偽装は同社の伊藤道行統括部長の指示で、社長本人には知らされていなかったとしており、同席した伊藤統括部長は「魔がさした。(白い恋人の)賞味期限を改竄(かいざん)してもまだもつだろうと判断した」とうなだれた。
1976年に発売された白い恋人は、ラングドシャクッキーでホワイトチョコレートを挟んだ「白い恋人ホワイト」と、ミルクチョコレートを挟んだ「白い恋人ブラック」の2種類。独特のコクと甘さで人気は全国区になっている。
サッカーJ2コンサドーレ札幌のオフィシャルスポンサーで、ユニホームに入った「白い恋人」でサッカーファンにもおなじみだ。

